2023年11月27日

紅葉の小諸を旅する。

乃木神社の紅葉.JPG
〈紅葉の風景〉

寺や神社の紅葉^^
今年もこの紅葉の季節がやってきた。
赤や黄色そして緑の葉が素晴らしい景観をつくる。
新緑とこの紅葉の季節が好きだ。
特に日本情緒がある、寺や神社そして日本庭園の紅葉はいい。
鮮やかな紅葉の中に居ると、実に穏やかな気分になる。


mmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm


軽井沢を後に小諸へと向かう。
小諸と聞くとやはりこれ!
島崎藤村のこの詩だ。千曲川旅情の歌である。

「小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ
 緑なすはこべらは萌えず 若草もしくによしあし・・・」

何故か今でも記憶しているこの詩。好きな詩だ。

今日は懐古園を訪ねた。
天気は小雨。ついてねぇ〜〜。

戦国時代、山本勘助らによって築かれ、その後、城主となった仙石秀久により
完成された小諸城。そして明治には本丸跡に懐古神社を祀ったことで
「懐古園」と呼ばれたという。

まず三の門を通り中へと進む。
眼には紅葉が飛び込んできた。
う〜ん、きれいだ!めっちゃ素敵だ。
昨日の軽井沢より、紅葉が鮮やかだ!

園内には島崎藤村館がある。
そこに入って見学だ。

写真を見ると藤村はなかなかの美男子。
そうそう、彼の作った唱歌「ヤシの実」も良い。
遠い南の島から流れ来るヤシの実を歌ったこの詩。
確か小学校か中学校で歌ったと思う。

遙か遠いフィリピンなどアジアの熱帯地域の島から
伊良湖岬の恋路ヶ浜へとたどり着く。
夢があり、ロマンある叙情詩だ。

懐古園はけっこう広い。
生憎の小雨だが、傘をさしながらかなり歩いた。
なんやかんやと理由をつけ、サボっていたウォーキング。
昨日からの観光で足が重い。
やっぱ、こういう時に必要さを思い知らされる。

園内には、もう一つ訪れたい場所がある。
小諸市出身の洋画家、小山敬三美術館だ。
大正から昭和にかけて活躍。
渡仏し西洋の美術を学ぶ。彼の作品は日本の心と
また学んだ西洋の技術とで素晴らしい画風だ。
この美術館を建設し彼は作品と共に、ここ小諸市に寄与している。
ちょっと余計なことだが、彼はフランス人の女性と結婚。(ほんと余計な話だ)




IMG_0002 (1).JPG



懐古園20.JPG



IMG_0012 (1).JPG



IMG_0022.JPG



IMG_0024.JPG



懐古園30.JPG


小山敬三の作品
小山敬三02.jpg


小山敬三03.jpg


小山敬三.jpg

この作品は中学生の頃描く。ゴッホの絵に何か似ている。


※いつもブログご訪問、ポチ応援頂きありがとうございます。感謝です。


a id="&blogmura_banner" href="//art.blogmura.com/watercolors/ranking.html">
にほんブログ村


posted by ごくさん at 06:00| Comment(14) | 透明水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月20日

夏に咲いた花を集めて^^

夏の花2023年.JPG


この夏に我が家に咲いた花を集めて描いてみた。
桔梗にハイビスカス、そしてバラ。
バラはつい最近まで、秋バラが咲いてたが。
これからは暫くベランダは緑だけだ。
それもやがて枯れていくだろう。

それより、暫く休養していたこのブログ。
今日から再開始です。
更新なしの期間も、ブログ訪問して頂いた方々。
本当にありがとうございます。感謝です。
以前、帯状疱疹をされ、それが側頭部なもので、左目がそれ以来
視力が落ち、痛みも残ってしまっています。
それが時々、悪さをするようです。

ぼちぼち、ゆっくり、ブログ進めていきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。




mmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm



紅葉を求めて軽井沢の旅です。
だが、この紅葉ってヤツがなかなか難しい!
早すぎたり、遅かったり。
ちょうど良い素晴らしい紅葉を見るには、なかなか上手くいかない。

日帰りなら紅葉に合わせられるが、泊りとなるとそうはいかない。
宿の予約もあるので。
およその予定で日にちを決定!神に祈るしかない。

最高ではないがまあ、まあの紅葉が見れたのでは。

まずは白糸の滝へ。
日光のいろは坂を思わせる、くねくねと曲がった細い坂道を登り走る。
ここは雑誌などで見るとけっこう素晴らしい滝だ。
行ってみて驚いたのは、滝の高低差がなんと低い。
だがとても静かな穏やかな光景だ。

そしてショー記念礼拝堂、ささやきの小径へと。
ささやきの小径は別名「恋人の小径」とも呼ばれているようだ。
矢ヶ崎川のせせらぎに沿った散歩道だ。
「風とせせらぎに耳を澄ませて歩く」なんてコピーを雑誌で見た。
きっと恋人たちがささやきたくなるような、そんな景観なんだろう。
だが残念!川沿いにあるガードレールが自然さにかける。
まあ、走行の安全のためだろうが・・・

年甲斐もなく、キャッチフレーズに誘われてしまったが
オッサン、いい加減にしろよ!
良い歳ぶっこいて!(この言葉はかなりキツイなぁ!)

そして旧軽井沢銀座通りをぷらぷらと歩く。
古い店、そして新しいモダンな店が通りに並ぶ。
通りにある店でランチ。パンの美味しい「浅野屋」
そこでランチだ。ビーフシチューがめっちゃ美味しい!
もちろん焼き立てのパンも。

食後は雲場池へ行く。
秋の紅葉、また春の新緑が素敵な所だ。
以前は冬に白鳥が飛来したようで、外国人たちに「スワンレイク」
と呼ばれ親しまれていたとか。
池に映った紅葉が美しく素晴らしい!
それにしても、池のほとりを歩き耳にする話し声は中国語。
時々、聞こえてくる日本語が懐かしさを感じるほどだ。

さあ、明日は小諸だ。


◆白糸の滝
IMG_0002.JPG



IMG_0003.JPG


◆軽井沢ショー記念礼拝堂
IMG_0004.JPG



IMG_0009.JPG


◆旧軽井沢銀座通り
IMG_0011.JPG



IMG_0017.JPG


◆雲場池
IMG_0030.JPG



IMG_0035.JPG



IMG_0037.JPG


◆ランチ(浅野屋)
IMG_0014.JPG



※ブログご訪問ありがとうございます。ブログ再開しましたので
 よろしくお願いいたします。


にほんブログ村

posted by ごくさん at 12:07| Comment(22) | 透明水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする